りんご好きのつぶやき

りんごがそこそこ好きな奴が、気が向いた時になんか書きます

羅生門

どうも、
どんな善人でも心の中には鬼がいる、という自らのつくった固定観念に支配されている男、
アプレです。
今回は本のことを書きます。
ヒントはこれ
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これじゃ分かりませんよね。

はい。羅生門です。

あの芥川賞でおなじみの、

文豪・芥川龍之介さんが書いた作品です。

結構短いんですよね。

高校の頃は、教科書に全部収まっていました。

ここでお気づきかもしれませんが、

羅生門を読むのは初めてじゃないんですよ。

まぁ、ちゃんと評価はしますので悪しからず。

人間の本質を文章化しているものは、

私は結構好きなのですが、

それに合致していましたね、はい。

主人公である下人の心の動きや、

登場人物の老婆が展開する論理、

とても人間らしかったと思います。

ここでの「人間らしい」というのは、

人間の欲張りで、ダークな面、

という風に受け取ってください。

特に私の印象に残ったのは、

勇気

という表現ですね。

仕事を解雇された下人は、

盗人になろうか、どうしようか、

とグズグズ悩んでいるところに老婆が現れ、

老婆の言葉がきっかけで、

盗人になる決心をするのですが、

その決心したときの心情を

勇気

と表現したところが面白かったです。

私も悪いことをすることを決心したとき、

勇気に似たものを感じたのを覚えています。

「やはり、人間誰しも、

   ダークな部分があるんだなぁ」

と思う私でした。

どうも、アプレでした。